野球試合前は、梅干しおにぎりが最適!
野球シーズンが始まりましたね。
野球選手の子供さんがおられるお母さんは、食事には、
気をつけられていると思います。
今日は、野球試合の前日、当日の食事について
お伝えします。
まず、グループわけをします。
グループA(毎日食べる食品)
糖質 お米、パン(菓子パンは駄目)、麺類、ジャガモ
長いも、里芋、バナナ 等
タンパク質 牛乳、チーズ、卵、豆腐
カルシウム 白身魚、くだもの
グループB
(試合後、試合から遠ざかるトレーニング時期)
牛乳、豚肉、ロースハム、まぐろ、赤身魚、人参、かぼちゃ、トマト
グループC
(万全の体調で試合にのぞもうという時に多く食べる食品)
ほうれん草、ねぎ、ブロッコリー、チンゲン菜、春菊、ニラ
グループD(無視出来ない食品)
ひじき、昆布、のり、わかめ、もずく等の海藻とキノコ類
少量でも重要なミネラル、食物繊維を多く含んでいるので
グループAと同じように、毎日食べると良い。
グループE
(栄養価の低い食品で、食べない様にしよう)
ポテトチップス、油であげたスナック菓子類、ケーキ類、炭酸飲料
インスタント食品
カロリーばかり高くて栄養価が低いので…….。
試合前日の食事
グループAを中心とする。
グループAに入っている米、パン、麺類など糖質を多めに食べて
試合でのエネルギーを確保する。
グループA(毎日食べる食品)
糖質 お米、パン(菓子パンは駄目)、麺類、ジャガモ
長いも、里芋、バナナ 等
タンパク質 牛乳、チーズ、卵、豆腐
カルシウム 白身魚、くだもの
グループAにあわせて、酢の物や梅干し、みかん、オレンジなどの
酸っぱい食べ物でクエン酸を多く取るとよい。
注意 : 油っこい物や生ものは避ける。
試合当日の食事
朝食
米、食パン、麺類などでエネルギー源の糖質と補給
卵、豆腐、魚などでタンパク質とカルシウムの補給
野菜、果物などでビタミンとミネラルの補給
これに牛乳かヨーグルト、汁物を加えればほぼ完璧
注意 ウオーミングアップは、朝食から始まっています。
それに野球選手にとって朝ごはんは、まず、身体の
エネルギー源であると同時に脳のエネルギー源。
常に考え、脳細胞を働かせていなければ野球はできません。
だから、朝食をおろそかにせず、練習や試合の無い普段から
常に朝食をしっかり取ることを心がけたいものです。
朝食は、試合開始三時間までを目処として済ませておきます。
試合開始二時間~一時間までにおにぎり(梅干し)、パン
果物、ヨーグルトなど消化の良いグループAの食べ物を軽く
食べておくと良いです。
試合後の食事
試合が終わった後の食事はグループAとBが中心
糖質、タンパク質(クエン酸も含む)で消耗したエネルギーと
疲労した筋肉の回復を早める。
グループA(毎日食べる食品)
糖質 お米、パン(菓子パンは駄目)、麺類、ジャガモ
長いも、里芋、バナナ 等
タンパク質 牛乳、チーズ、卵、豆腐
カルシウム 白身魚、くだもの
グループB
(試合後、試合から遠ざかるトレーニング時期)
牛乳、豚肉、ロースハム、まぐろ、赤身魚、人参、かぼちゃ、トマト
ビフテキやトンカツは「敵に勝つ」為でなく「勝った後」に食べると良い。
試合前日の夕食に食べない方がよいです。
試合連日が続く場合の食事
試合後といっても肉などを豪勢に食べるわけにはいかず、
その日の疲れを早く回復させ、翌日の試合に向け
エネルギーを補給することが肝心である。
試合前日と同じくグループAとCを中心に食べ、
やはりクエン酸(梅干し)もたっぷり食べる。
グループA(毎日食べる食品)
糖質 お米、パン(菓子パンは駄目)、麺類、ジャガモ
長いも、里芋、バナナ 等
タンパク質 牛乳、チーズ、卵、豆腐
カルシウム 白身魚、くだもの
グループC
(万全の体調で試合にのぞもうという時に多く食べる食品)
ほうれん草、ねぎ、ブロッコリー、チンゲン菜、春菊、ニラ
ニラ、にんにく、長いも、納豆、うなぎ、なめこ、オクラ、レンコン、
ブロッコリー、グリーンアスパラ、しょうが、などを多目に食べることも
大切なポイントである。
以上のように、バランス良く食事をとる事を心がけたいものです。
疲れているような時などは、夜に梅干しを食べると朝には
疲れがとれています。
これからシーズンになってきますので、食事に気を配り、
体調管理をサポートしたいものです。